XRP(写真=Shutterstock)

XRP Ledger(XRPL)は、オンチェーンのカストディ型トークン化コモディティ市場で70%超のシェアを握り、この分野で首位に立った。一方、カストディ型と分散型を合わせたトークン化コモディティ市場全体では、Ethereumが最大シェアを維持した。米ブロックチェーンメディアのDecryptが15日、報じた。

Decryptによると、世界のカストディ型トークン化コモディティ市場は35億5000万ドル規模。このうちXRPLは約25億ドルを占め、シェアは70.4%に達した。

カストディ型コモディティは、トークン化された資産を発行基盤の外部に移せない仕組みの商品のこと。これに対し分散型コモディティは、投資家が資産を発行基盤の外に移し、他のオンチェーンサービスでも利用できる。

トークン化コモディティ市場全体の規模は80億8000万ドルだった。年初の42億4000万ドルから38億4000万ドル増加しており、2025年通年の増加額である約32億ドルをすでに上回った。

市場を区分すると、分散型コモディティは45億3000万ドル、カストディ型コモディティは35億5000万ドルとなる。資産構造によって優位なネットワークも分かれており、分散型ではEthereum、カストディ型ではXRPLがそれぞれ存在感を示した。

実物資産トークン化データプラットフォームのRWA.xyzによると、カストディ型トークン化コモディティ市場の70%以上がXRPLエコシステムに集中した。残りは主にPolygonとArbitrumが占めた。

XRPL上のコモディティ資産の大半は、Justtokenが提供するJMWH商品によるものだ。JMWHのオンチェーン資産価値は22億2900万ドルで、XRPL上のトークン化コモディティ全体の89%以上を占めた。

カストディ型コモディティは、XRPLのトークン化実物資産(RWA)市場全体でも大きな比重を占める。XRPLのトークン化RWA残高は約44億ドルで、このうちカストディ型コモディティは約57%だった。

カストディ型コモディティをオンチェーンで扱う主要ネットワークは、XRPL、Polygon、Arbitrumの3つにほぼ限られる。Polygonの市場規模は6億6120万ドル、Arbitrumは48万2700ドルにとどまった。

XRPLの約25億ドルと比べると、カストディ型コモディティ市場が特定ネットワークに大きく集中している構図が鮮明だ。

ただ、市場全体でみると順位は変わる。カストディ型と分散型を合わせた80億8000万ドルの市場では、Ethereumが42億ドルで首位となり、シェアは約52%だった。

XRPLは約25億ドルで市場全体の31%を占め、Ethereumに次ぐ2位となった。

トークン化コモディティ市場では、資産構造によって主導するブロックチェーンが分かれる傾向が強まっている。分散型ではEthereumが優位に立つ一方、XRPLは発行基盤中心のカストディ型商品で強みを示した。

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