Humax Mobility傘下で駐車インフラ事業を手掛けるHi Parkingは7月16日、全国の駐車場を活用した太陽光発電事業に乗り出すと発表した。太陽光開発の専門企業EnerbisKoreaENG、再生可能エネルギー企業SDNと、同事業の共同開発・運営に向けた業務協約(MOU)を締結した。
3社は、空港や大型ショッピングモール、産業団地、物流センター、集合住宅、公共機関などの駐車場内にある遊休スペースを活用し、太陽光発電設備を導入する方針だ。EV充電インフラに加え、蓄電システム(ESS)も組み合わせ、駐車場をスマートエネルギープラットフォームとして活用していく。
Hi Parkingは、大型オフィスビルやショッピングモール、病院などの駐車インフラを25年にわたり運営してきた。自社開発の統合駐車運営プラットフォーム「MHP」と、AIベースの駐車管制システム「Ai-PAS」を通じ、全国の駐車場をリアルタイムで運用する技術を強みにする。
3社の役割分担も定めた。EnerbisKoreaENGは発電事業に必要な許認可取得、事業性の検討、設計・調達・施工(EPC)を統括する。SDNは太陽光モジュールとインバーターの供給に加え、発電所の運営・保守、金融面での連携を担う。
今後は公的・民間の駐車場を対象に事業の妥当性を検討し、実証事業を進めたうえで、事業範囲を段階的に広げる計画だ。
Hi Parkingのパク・ジュンギュ代表は「駐車場は車両を停める場所にとどまらず、エネルギーを生み出し、EV充電やスマートサービスを提供するモビリティインフラの中核拠点へと進化している」と述べた。そのうえで、「国内最大級の駐車インフラ運営実績と独自技術を持つHi Parkingが、今回の協約を通じて、駐車場を基盤とする環境配慮型エネルギー事業の標準モデルを築いていく」とした。