HectoHealthcareは7月16日、自社開発のプロバイオティクス複合原料「BN-202M」が、体脂肪の低減を助ける機能で食品医薬品安全処の個別認定型健康機能食品原料として認定されたと発表した。認定番号は「第2026-22号」。
個別認定型健康機能食品原料は、企業が独自開発した原料について、食品医薬品安全処がヒト適用試験や安全性、機能性などの科学的根拠を総合的に審査し、機能性を認める制度だ。健康機能食品分野における企業の研究開発力や科学的データを示す指標の1つとされる。
BN-202Mは、健常者の腸内由来のLacticaseibacillus paracasei BEPC22とLactiplantibacillus plantarum BELP53を組み合わせたプロバイオティクス複合原料。HectoHealthcareは、保有する約300種の菌株を対象に脂肪代謝改善効果や菌株間の相互作用を比較分析し、この2菌株を選定した。1日摂取量は500億CFUとした。
同社によると、細胞実験や動物実験などの非臨床研究では、体脂肪関連指標の改善傾向を確認した。さらに、過体重の成人を対象に実施した12週間の無作為化二重盲検プラセボ対照ヒト適用試験では、体脂肪量、体脂肪率、内臓脂肪面積、体重、BMIがそれぞれ有意に減少したという。
研究は政府課題として実施された。菌株の組み合わせや含有量の最適化に当たっては、プロバイオティクス分野の権威とされるデシモネ(De Simone)教授から助言を受けたと同社はしている。
HectoHealthcare研究開発本部の常務、シン・グムジュ氏は、「BN-202Mは、約300種の候補菌株の選定段階から、研究所独自のスクリーニングシステムを活用して開発を進めた。非臨床研究、ヒト適用試験、国際学術誌への掲載を経て、今回の個別認定取得につながった」とコメントした。
その上で同氏は、「今後も蓄積してきた研究開発力を基盤に、科学的根拠と消費者の信頼を最優先に据えた機能性原料の研究を継続し、健康に実質的に役立つ製品開発に取り組む」と述べた。