AppleのAI機能「Apple Intelligence」が、中国での提供に向けて認可を得た。TechCrunchが15日(現地時間)に報じたところによると、中国のインターネット規制当局は、Alibabaとの提携に基づくAppleのAIサービスを承認した。
Appleは、Alibabaの大規模言語モデル「Qwen」をiOS、iPadOS、macOS、visionOSなど自社OSに統合する計画だ。両社の提携は昨年から取り沙汰されており、中国市場におけるAppleのAI戦略が本格的に動き出す格好となる。
Appleの2026年第2四半期の中華圏売上高は205億ドルで、前年同期比28%増だった。
TechCrunchによると、AppleはAlibabaとの協業に先立ち、Baiduとの提携も検討していた。ただ、中国向けモデルの適用を進める過程で課題があったという。Appleはこのほか、DeepSeekやByteDanceのモデル連携も検討しており、その過程で2024年に公表したApple Intelligenceの中国展開が遅れたと、同記事は伝えている。
提携報道を受け、米国上場のAlibaba株は時間外取引で4%上昇した。その後、上げ幅は6%を超える場面もあった。
著者について