ITCEN PNSは7月13日、米国の耐量子暗号(PQC)専門企業American Binary、デジタルツインソリューションを手掛けるRCKと、国内外のPQC事業の拡大に向けて戦略提携したと発表した。KPQCアルゴリズム技術、PQC対応VPN、国内販売網を組み合わせ、公共、金融、国防、通信など高信頼分野で市場開拓を進める。
3社は今回の提携を通じ、ITCEN PNSのKPQCアルゴリズム技術とセキュリティコンサルティング力、American BinaryのPQC対応VPNソリューション、RCKの事業化力と顧客ネットワークを連携する。
役割分担も明確にした。ITCEN PNSは、自社のKPQCアルゴリズム技術を基盤に、国内外のセキュリティ規制や認証、技術検証の要件への対応を担う。American BinaryはPQC対応VPNソリューションを提供し、同社の国内公式パートナーであるRCKは、国内での供給と提携モデルの拡大を担当する。
今後3社は、韓国の主要産業の顧客向けに、PQCベースのネットワークセキュリティソリューションの提案、技術検証(PoC)、導入コンサルティングを共同で進める。あわせて、海外の公共・企業市場にも連携範囲を広げ、量子安全ネットワークセキュリティとゼロトラスト2.0対応モデルの普及を目指す。
パク・ウォンギュITCEN PNS代表は「先端AIと量子コンピューティングの進展は、既存の暗号体系とネットワークセキュリティ構造に抜本的な見直しを迫っている」と述べた。
そのうえで、「ITCEN PNSのKPQCアルゴリズム技術、American Binaryのセキュリティソリューション、RCKの国内事業化力を組み合わせることで、国内外の顧客がPQCベースのゼロトラスト2.0環境へ先行して移行できるよう支援する」とコメントした。