XRPのイメージ写真=Shutterstock

XRPは年初来の調整が続いているものの、週足ベースでは重要な支持帯を保っており、年末に7ドルを試す可能性が残っている。強気シナリオの維持には、1.06ドル近辺を守れるかが当面の焦点となる。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが10日(現地時間)、こうした見方を伝えた。XRPはここ数週間の売り圧力を受けて1.07ドル前後まで下落し、週間では5%超下落した。

ただ、週足では主要な支持帯の上で推移しており、中長期の上昇構造はなお崩れていないとの見方が出ている。

根拠の一つとして挙げられているのが、フィボナッチ・リトレースメントだ。XRPは0.382戻しに当たる1.05ドルを上回って推移している。この水準は、0.79~1.05ドルの需要帯とも重なる。

チャート上では、このレンジを週足で維持できれば、短期的な弱含みとは別に、買いがなお優勢であることを示すサインと解釈できるという。

市場参加者がもう一つ注目しているのが、フォーリングウェッジだ。XRPは2024年11月の急騰前にも、長期間にわたってフォーリングウェッジ内で推移した後に上放れし、その後およそ1カ月で500%超上昇した。

足元でも、同様の構造が再び形成されている点が注目されている。XRPは再びフォーリングウェッジの中で長く推移し、下値支持線を形作ってきた。値幅も徐々に縮小しており、一般にブレイクが起きやすい局面に近づいているという。

過去の上昇率を当てはめると、次の主要な上値目標は1.414倍のフィボナッチ拡張に当たる7.88ドル近辺となる。この水準は、市場でたびたび取り上げられてきた7ドル目標が、テクニカル面からも射程圏内に入ることを示す。

加えて、2023年以降に支持線として機能してきた長期の上昇トレンドラインが、現在の需要帯と重なっている点も材料視されている。水平支持線、フィボナッチ水準、長期トレンドラインが同じ価格帯に集中しているためだ。

短期的には、1.06ドル近辺を維持できるかが最大の分岐点となる。この水準を上回って推移できれば、現在の構造は保たれ、追加下落よりもウェッジ上限の突破に向かう可能性が高まる。

一方、この支持帯を明確に割り込んだ場合は、年末7ドルシナリオの前提が弱まる可能性がある。

上値目標は7ドル台にとどまらない。現在の構造を保ったままフォーリングウェッジを上放れすれば、まず1.414倍のフィボナッチ拡張に当たる7.88ドルが視野に入る。その後は、1.618倍のフィボナッチ拡張に当たる11.74ドルが次の上値目標として意識される。

もっとも、実際に到達するかどうかは、今後数カ月にわたって買いのモメンタムが続くかに左右される。現時点のチャート構造を前提にすれば、XRPが年末までに7ドル方向を試す余地はなお残っている、というのが今回の分析の結論だ。

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