Shiba Inu 写真=Reve AI

Shiba Inuに短期的な反発を示唆するシグナルが出ている。日足チャートではRSIとMACDの強気ダイバージェンスが同時に確認され、価格は数カ月続く下落トレンドラインの突破を試す局面にある。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が10日、こうした動きを報じた。Shiba Inuは価格が安値を切り下げる一方、RSIとMACDは安値を切り上げており、売り圧力の弱まりを示す典型的な強気ダイバージェンスの形となっている。

この傾向は6月以降に鮮明になった。Shiba Inuは6月6日に0.00000430ドルまで下落し、RSIは20まで低下。その後いったん持ち直したものの、6月26日には0.00000405ドルまで下げ、価格は再び安値を更新した。

ただ、RSIは前回の安値を下回らず、21.44と切り上がった。価格の下落に対してモメンタムの悪化が進んでいないことを示している。

MACDも同様の動きだった。MACDラインは前回より高い安値を付け、ヒストグラムも改善。棒の長さは3月以降で最長になったという。

目先の焦点は、下落トレンドラインを明確に上抜けられるかどうかだ。Shiba Inuは5月高値の0.00000670ドルを付けた後、一貫してこの抵抗線の下で推移してきた。反発局面でも、この水準が上値抵抗として意識されてきた。

10日の価格は約2%上昇し、0.00000437ドルを付けた。トレンドラインを上抜けたうえで終値ベースで定着すれば、強気シグナルは一段と強まる可能性がある。

上値の目安としては、まず6月高値の0.00000558ドルが意識される。足元の水準から約28%上の水準で、さらに上昇が続けば5月高値の0.00000670ドルも視野に入る。こちらは足元から約53%高に当たる。

オンチェーン指標も同じ方向を示している。CryptoQuantの取引所純流出入データによると、Shiba Inuの直近24時間の純流出はマイナス1318億8000万SHIBだった。

これは、投資家がShiba Inuを取引所から個人ウォレットに移している動きと受け止められる。取引所に待機する売り圧力が減る形になるため、テクニカル面での上抜けと重なれば、需給面でも注目が集まりそうだ。

当面は、RSIとMACDが示した強気ダイバージェンスが維持されるか、そして価格が下落トレンドラインを上抜けて定着できるかが焦点となる。取引所からの純流出が続けば、反発期待はさらに高まりそうだ。

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