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Perplexityが、AIコーディングツール「Teammate」を社内で試験運用していることが分かった。外部公開の有無や時期は未定だが、実用化されれば同社の事業領域はAI検索から開発者向けツールへ広がる可能性がある。

Business Insiderが5月7日(現地時間)に報じた。報道によると、Perplexityは現在、コードネーム「Teammate」のAIコーディングツールを開発し、社内で試験運用している。

現時点で外部提供の計画は明らかになっていない。ただ、公開に踏み切れば、AI検索エンジン企業として知られるPerplexityにとって、開発生産性ツール分野への本格展開につながる可能性がある。AIコーディング市場ではCursor、Anthropic、OpenAIなどが存在感を強めており、競合領域が重なることになる。

報道では、Perplexityのエンジニアが5月からTeammateを利用してきたとされる。確認された画面では、社内システムの不具合特定などに活用されていた。特徴は、単純なコード生成ではなく、ソフトウェア開発プロジェクト全体の管理に重点を置いている点だという。

社内向けの告知でも、その方向性が示されていた。Teammateはソフトウェアプロジェクトを開始から完了まで一貫して管理するよう設計されており、長期的なエンジニアリング業務を想定しているという。さらに、プロジェクトを引き受け、課題を調査し、サービスを監視すると説明していた。

技術面では、特定のチャットボットや単一モデルに依存しない設計を採用したとされる。複数のAIモデルを組み合わせて活用できる構成で、Perplexityは特定モデルへの依存を抑えながら、コーディング支援機能の拡張を進める構えとみられる。

Perplexity社内では、AI活用を一段と進める方針もうかがえる。最高技術責任者(CTO)のデニス・ヤラツ氏は、エンジニアに対しコーディング業務でAIを積極的に使うよう促してきた。Teammateの社内導入の数週間前には、「年末までに、あるいはそれより早く、ソフトウェアエンジニアはコードを見るのをやめ、AIそのものを使うべきだ」と述べたという。

デニス・ヤラツ氏は、AIが低品質なコードを生成するとの懸念についても見解を示している。「生成されたコードが品質検査を通過しさえすれば、低品質コードは問題にならない」と語ったとされる。

Perplexityは昨年の投資ラウンドで、企業価値を200億ドルと評価された。これまでGoogleと競合するAI検索サービスを主力としてきたが、今回の社内ツール開発は、より広いAIソフトウェア領域への拡大を示す動きともいえる。AIコーディングツールは、検索型AIに比べて利用頻度や業務との結び付きが強い市場とされており、今後の公開判断が同社の製品戦略の変化を占う焦点になりそうだ。

現時点でTeammateは社内利用にとどまっているが、外部公開の可否は、Perplexityが検索中心の企業から開発者プラットフォームの競争領域へ踏み出せるかどうかを見極める試金石となる。

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