ITCENCOREは7月9日、KB国民銀行と業務提携し、小規模事業者および中小企業向けの統合人事労務プラットフォーム「ノム365」の機能拡充に乗り出すと発表した。人事労務管理と資金管理を単一のプラットフォームに集約し、企業のバックオフィス業務の効率化を図る。
両社は、ITCENCOREの人事労務管理技術とKB国民銀行の金融サービスを組み合わせ、「ノム365」を、人事労務と資金管理を一体で扱える基盤へと発展させる方針だ。
ITCENCOREによると、「ノム365」は小規模事業者と中小企業に特化したクラウド型の人事労務プラットフォームで、出退勤の記録から勤怠集計、給与計算までを自動で連携できるのが特徴という。
今回の提携により、「ノム365」では従来の労働契約の締結、勤怠管理、人事証明書の発行といった人事労務機能に加え、KB国民銀行の金融サービスも利用できるようになる。利用企業は給与振込、口座照会、集金などの主要な資金管理業務を、単一のプラットフォーム上で一括して処理できるようになる。
KB国民銀行は、「今回の協約を通じて、中小企業の顧客が現場で業務効率化を実感できるサービスを提供することになった」とコメントした。その上で、「今後も中小企業の成長と競争力強化を積極的に支援していく」としている。
ITCENCOREは、「KB国民銀行との提携により、『ノム365』は単なる人事管理サービスを超え、小規模事業者と中小企業の経営効率を高めるスマート経営プラットフォームへと進化した」と説明した。さらに、「制度・規制環境の変化への対応に追われる多くの中小企業や小規模事業者が、安定的に事業成長に集中できるよう、統合プラットフォームの構築と普及に力を注ぐ」としている。