Ohouseは9日、内装施工事業者向けサブスクリプション会員プログラム「Light」の展開を本格化すると発表した。情報の非対称性が大きく参入障壁も高い施工市場で、事業者の規模を問わず、標準化された業務環境と顧客保護の仕組みを整えられるよう支援する。
同社はこれまで、標準契約書と標準見積書を通じて価格情報の透明性を高める「Standard」サービスを提供してきた。5月には、その対象を小規模・新規事業者まで広げた「Light」を投入。相談、契約、施工実務に必要なツールを一体で提供し、一定水準の業務環境と顧客保護の仕組みを導入しやすくしたという。
「Light」の加入事業者は、事業者プロフィールやポートフォリオを掲載できるほか、顧客開拓から日程管理、契約、発注までをカバーするオールインワンの業務ツールを利用できる。あわせて、標準契約書に基づく保証サービスも提供する。Ohouseは、小規模・新規事業者でも標準化されたツールとポリシーによって安定したサービス品質を確保でき、顧客側も一定水準の管理と保護が担保された施工サービスを利用できるとしている。
会員プログラムに標準搭載される内装設計ツール「3D Planner」も好評だ。住所検索だけで国内アパート図面の90%超を数秒で呼び出せるほか、約600ブランド、約5万点の実物資材アセットを使い、実際の空間に近いイメージを再現できる。作成した空間データは、高画質画像やVR・パノラマ、動画などの営業資料として活用可能だ。
「Light」は5月の提供開始から6週間で、加入事業者数が100社を突破した。初期加入事業者のうち、解約せず利用を継続したか、「Light Plus」「Standard」など上位プランに切り替えた割合は94%に達した。
これを受け、同社はアーリーバードプロモーションを年末まで延長する。月額20万ウォンの「Light」利用料を55%割り引き、月額9万ウォンで提供する。7月終了予定だった施策を、12月31日まで延長するかたちだ。
今後は、パートナー企業との協力を基盤に施工関連サービスの高度化を進める方針。小規模事業者までカバーするサービスを通じて、パートナー企業が本業に集中できる環境を整える。また、顧客が施工を直接体験できるオフライン接点の拡大も進めるとしている。
Ohouseの関係者は「内装施工市場は小規模・新規事業者の比率が高く、デジタル業務ツールの整備や活用が難しいケースも多い」とした上で、「今後も規模にかかわらず、誰もが合理的な費用で内装ビジネスの標準ツールを導入できるようにし、パートナー企業と顧客の双方に資する健全な施工エコシステムの構築を進めていく」と述べた。