写真=Naver

Naver D2SFは7月9日、バーチャルエンターテインメントのスタートアップ「23世紀アイドルズ」に出資したと発表した。バーチャルアーティスト向けの高いコンテンツ制作力と独自の技術基盤を評価し、IP展開の拡大を支援する。

Naver D2SFは、23世紀アイドルズがバーチャルアーティストに特化した制作体制を構築している点に着目した。リアルタイムのモーションキャプチャやトゥーンシェーダーに加え、四足歩行や飛行動作に対応するモーション制御システムなどを自社開発。少人数でも短期間でコンテンツを制作できるワークフローを整えているという。

23世紀アイドルズは、エンターテインメント産業とファンダム文化への理解を基に、自社IPの展開を進めている。昨年公開したバーチャルボーイズグループ「ウィゴシックス」では、各メンバー固有のペルソナを軸とするマルチペルソナのコンセプトを採用し、ストーリー性とコミュニケーション性を高めたとしている。

23世紀アイドルズの代表は、「今回の投資を足がかりにコンテンツ制作インフラを強化し、さらに完成度の高い作品を披露していく計画だ」とコメントした。あわせて、「独自技術の構築を通じ、従来のエンターテインメント産業にはなかったファン参加型コンテンツを生み出す」と述べた。

Naver D2SFのヤン・サンファンセンター長は、「23世紀アイドルズは、コンテンツ企画力と優れた制作ワークフローを基に、バーチャル産業の拡大に挑むチームだ」と説明。そのうえで、「Naver D2SFはこれまでも関連技術分野への投資を続けてきた。今後はNaverのエンターテインメント事業やモーションステージなど、関連組織との連携の可能性も探る」と話した。

Naver D2SFはこれまで、3Dエンジン、データ、モーションキャプチャ、バーチャルキャラクターIPの制作・運用など、バーチャルコンテンツ関連技術に投資してきた。今後も関連スタートアップの発掘を続ける方針だ。

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