ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官が、ソウル市中区のプラザホテルで開かれた「フィジカルAIアライアンス第2期発足式」であいさつする。写真=科学技術情報通信部

HanbitMediaは9日、ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官が執筆した新刊『AIが怖いあなたへ:ペ・ギョンフン副首相が送る14の答え』を刊行した。

同書は、AIをめぐる一般的な礼賛論やITトレンド予測とは一線を画し、AIが暮らしにどのような変化をもたらすのかを一般読者向けに平易な言葉で解説する内容だ。

構成は14の問いに沿って進む。保護者や会社員、起業家など、それぞれの立場で抱きがちな現実的な不安や疑問に答える。

例えば、子どもの教育に不安を抱く保護者に対しては、「AIは暗記の対象ではなく、一緒に問題を解く道具だ」と説明し、コーディング教室に通うこと以上に、問いを立てる力が重要だと説く。仕事への不安を抱える会社員に向けては、フィジカルAI時代において、ベテランの見る力がなぜいっそう重要になるのかを解き明かす。

また、行政政策を統括する立場から、AI関連予算が国民生活にどう結びつくのかも具体的に取り上げた。生活物価、24時間対応の個別税務相談、安全事故の予防、高齢者や子どものケアに活用するAIなど、現在進めている政策が暮らしを支える社会的セーフティーネットとして機能していく姿を説明している。

あわせて、「誰一人、デジタルの敷居の前で取り残さない」という「みんなのAI」の考え方も盛り込んだ。

推薦文では、チェ・テウォン大韓商工会議所会長が「AIが人類とどう共存し、社会的価値を生み出せるのかについての洞察が詰まった本」と評価した。オ・ヘヨンKAIST教授は「技術を語りながらも、最後は人に向き合う貴重な本」とし、不安を抱える国民に必要な案内書だと紹介した。

HanbitMediaは「知らないことから生まれる恐れは、知ることで和らぐ」としたうえで、「この本を通じて、多くの人がAIに対する漠然とした不安を拭えることを期待している」とコメントした。

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