6月24日、ソウルのLG Uplus龍山社屋で開かれた業務協約式。左からLG Uplus AIDC事業担当のチョン・スクギョン常務、GNC Energyのアン・ビョンチョル代表。写真=LG Uplus

LG Uplusは6月28日、AIDC(AIデータセンター)向け電力設備の調達体制強化に向け、発電設備専門企業のGNC Energyと協業すると発表した。非常用発電機を中心とする電力インフラ分野で連携し、パジュAIDC向け供給協力や設備標準化を進める。

両社は6月24日、ソウルのLG Uplus龍山社屋で業務協約(MOU)を締結した。AIインフラ需要の拡大を背景に、非常用発電機を含む主要電力設備の納期長期化が進んでおり、安定した調達体制の確保が狙いだ。

LG Uplusによると、足元では電力設備の発注から納品まで約2年を要するケースも増えている。電力設備を確保できるかどうかが、AIDCの構築スケジュールを左右する重要な要因になっているという。

今回の協業では、まず京畿道坡州市で建設中の「LG UplusパジュAIDC」向け非常用発電機の供給で連携する。今後は、LG Uplusが進めるAIDCの電力インフラ構築全般に協力範囲を広げる方針だ。

あわせて、主要設備を適時に調達・投入できる体制を高めるほか、データセンターの増設や拡張を見据えた電力設備の標準化も共同で推進する。

AIDCでは大規模な演算設備が常時稼働するため、瞬間的な停電でもサービス障害につながる可能性がある。LG Uplusは今回の協業により、27年間にわたり維持してきた99.999%水準のデータセンター運用能力をさらに強化できるとみている。

LG Uplusのチョン・スクギョンAIDC事業担当常務は「AIDCでは、電力インフラの安定性が競争力に直結する。主要設備を安定的に確保し、AIインフラ供給の競争力を高めることで、データセンターの運用基盤を継続的に高度化していく」と述べた。

GNC Energyのアン・ビョンチョル代表は「AIデータセンター向け電力設備の需要が急増する中、LG Uplusとの協業によって市場の不確実性への対応力を高めることができる。データセンター電力インフラ分野で培った能力を基に、協力をさらに拡大していく」とコメントした。

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