リップル(XRP) 写真=Shutterstock

XRPの下落基調が続いている。足元では1.03ドル近辺まで値を下げており、1ドルを明確に割り込んだ場合の次の下値メドとして、0.88ドル、0.70ドル、0.32ドルが注目されている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが25日(現地時間)に伝えたところによると、XRPは1.10ドル前後の需要ゾーンで下支えを試したものの、足元では1.03ドル付近まで下落した。週足でも売り圧力が優勢な状態が続いている。

週足では2週連続の陰線となる可能性が高い。直近7週間のうち6週間が下落で引けており、2026年5月の高値1.55ドルから調整局面が続いていることを示している。

一方、長期の上昇トレンド線はなお維持されている。このトレンド線は2020年3月以降、繰り返しXRP相場を支えてきたラインで、現在は0.88ドル近辺に位置する。XRPは2024年7月に0.38ドル、同10月末に0.48ドルまで下落した局面でも、このライン近辺で下値を支えられた。

当時は、支持線の上で数日間もみ合った後に力強く反発した。2024年11月の0.49ドル近辺から始まった上昇は、同12月に2.35ドルまで続き、上昇率は約370%に達した。過去のXRP相場でも際立つ上昇局面の一つだった。

この長期トレンド線を下抜けた場合、次に注目されるのは9年間続く水平チャネルの中間線だ。XRPは2017年5月以降、このチャネル内で推移してきたとされ、上限は3.25ドル、下限は0.15ドルとされる。チャネル内には中間線と補助トレンド線もあり、相場の方向に応じて支持線と抵抗線の役割を入れ替えてきた。

この構造の中で、XRPは5月に1.50ドルのサポートを失った。この価格帯は、チャネル上限と中間線の間にある重要なゾーンとして注目されてきた。弱気地合いが続き、0.88ドルの長期トレンド線も割り込むようなら、次の下値メドは0.70ドルとなる。現在の水準からみて約35%低い水準だ。

下落基調が一段と強まれば、0.32ドルも次の重要ゾーンとして浮上する。この価格帯は、チャネルの中間線と下限の支持帯の間に位置する。0.15ドルは極端な弱気シナリオで再び意識される可能性があるチャネル下限で、その場合は2020年3月以来の水準まで下落することになる。現在の価格から約86%安い水準に当たる。

当面の焦点は、1.03ドル近辺の需要ゾーンが実際に下落を食い止められるか、そして0.88ドルの長期上昇トレンド線が再び防衛線として機能するかどうかだ。この支持線を維持できれば反発期待は残るが、下抜けた場合は市場の関心が0.70ドル、さらに0.32ドルへ移る可能性がある。

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