Appleの部品高懸念が半導体株やハイテク株の重荷となった。画像=Reve AI

SoftBank Groupが26日、12%超下落した。Appleの部品価格引き上げを受けて、AIインフラのコスト増が企業収益を圧迫するとの警戒感が強まり、米ハイテク株安の流れがアジアの半導体・テック株にも波及した。

CNBCによると、Appleの部品値上げを巡る懸念に加え、ナスダック総合指数が4営業日続落したことも重荷となり、アジア市場で関連銘柄に売りが広がった。

前日のナスダック総合指数は0.46%安だった。Micronが市場予想を上回る決算を発表した一方で、Appleは6%急落し、相場全体の下げを主導した。

SoftBank Groupは、傘下の半導体設計会社Arm Holdingsの下落も嫌気された。Arm Holdingsは米市場で3.2%下落し、半導体株の重しとなった。

オルトゥス・アドバイザーズの株式ストラテジスト、アンドリュー・ジャクソン氏は、OpenAIを巡る期待がSoftBank Group株の上値を抑える可能性があると分析した。OpenAIが企業価値1兆ドルを目標とする資金調達で需要確保に苦戦し、株式公開を来年に先送りする可能性があるとの報道が影響したという。

一方、QualcommがMeta向けにAIデータセンター用チップを供給する契約は、ロイヤルティ収入の面でArm Holdingsに追い風となる可能性がある。ただ、Qualcommは中央処理装置(CPU)市場で攻勢を強めており、Arm Holdingsにとっては競争圧力の強まりにもつながっている。

アジアの半導体株も全面安となった。SK hynixとSamsung Electronicsはともに5%近く下落し、SK Squareは7%前後下げた。LG ElectronicsとSeoul Semiconductorも売られた。

日本株ではAdvantestが6%超下落し、Tokyo Electronも2%超安となった。

米国市場では、Appleがチップを含む部品価格の上昇を受けて、MacBookとiPadの値上げを発表したことが嫌気された。半導体価格の急騰が大手テック企業の収益性を圧迫するとの懸念も強まっている。MicrosoftはXboxの値上げ後に3.5%下落し、AlphabetとMetaもそろって軟調だった。

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