SKCは6月26日、AX(AIトランスフォーメーション)推進の専任組織を立ち上げ、全社的なAI活用体制の構築に乗り出したと発表した。
同社は年初、CEO直轄で全社AXを統括する「AIフロンティアTF」を新設し、先月に正式発足させた。TFにはSKCのほか、SK nexilis、SK PIC Global、ISC、Absolics、SK Revioなど、投資先企業のメンバーも参加している。
AIフロンティアTFは、業務に即したAXテーマの発掘と高度化を担う。外部専門家との協業を通じて実効性の高いAI導入を主導し、導入時の課題に対応するAI活用ガイドラインも策定する計画だ。
専任組織の運営と並行して、AI活用基盤の整備も進める。社内業務に特化した既存エージェント「A.Biz」に加え、企業向けChatGPTなど生成AIソリューションの導入も検討し、実務でAIを活用できる環境を整える。
社員向け教育も拡充する。昨年から続けてきたAI活用教育を、今年は役員やチーム長向けのカスタマイズ型「AIリーダーシップ」コースにまで広げる。
あわせて、社員が実務の中でAX課題を自ら見つけて遂行する実践的な学習機会も設け、社内のAI人材育成を進める方針だ。
SKCの関係者は「専任組織の運営、AI活用環境の整備、社員の能力強化を通じて全社AXを加速し、具体的な成果創出につなげたい」とコメントした。
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