3資産はいずれも急落後、主要価格帯の再検証が続いている(画像=ChatGPT)

XRP、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は、直近の急落後も主要な支持帯で下げ渋っている。中長期の地合いはなお弱いが、投げ売りは一服しつつあり、短期的な自律反発につながるかどうかが注目点となっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが6月25日(現地時間)に報じたところによると、3資産はいずれも主要な移動平均線を下回って推移している。ただ、急落後の追加的な売りは次第に弱まりつつあるという。

XRPは年初来安値圏の1.08ドル前後で反発を試す展開となっている。今月初めに主要な支持帯だった1.28ドルを割り込んで以降、相場を押し上げる明確な材料を欠き、戻り局面では高値を切り下げる弱い値動きが続いている。

足元では、2月の急落時に下値支持として機能した価格帯を再び試している。U.Todayはこのゾーンについて、年内でも重要度の高い支持帯の一つだと指摘。現水準は売られ過ぎ感が強く、狼狽売りはおおむね出尽くした可能性があると分析した。

目先の焦点は、1.05~1.10ドルの支持帯を維持できるかどうかだ。1.18ドルを回復し、従来の支持帯だった1.28ドルを再び上抜ければ、より明確な反発につながる可能性があるという。

ビットコインは6万1000ドル前後でもみ合い、方向感を探る展開が続いている。8万ドル台から6万ドル台前半まで急落した後、6月は軟調な地合いが続いたが、直近は6万~6万1000ドルを繰り返し維持しており、下げの勢いは限定的だ。

U.Todayは、急落局面で膨らんだ出来高がその後は平常水準に戻った点に注目した。強制清算や投げ売りが一巡した後にみられる、短期的な底入れ局面のパターンに近いとしている。相対力指数(RSI)は売られ過ぎ圏を抜けて中立水準まで戻ったが、価格の戻りはなお限定的で、大きな値動きに先立つ持ち合い局面の可能性も示している。

もっとも、ビットコインも50日移動平均線と100日移動平均線を下回っており、トレンド転換を判断するにはなお早い。上値の節目は6万5000~6万6000ドルで、ここを上抜ければショートカバーを伴って7万~7万2000ドルまで上昇余地が広がる可能性がある。一方、突破に失敗すれば弱含みの展開が続く公算が大きい。

イーサリアムも1650~1700ドルで下値を固める動きがみられる。急落局面で主要な支持帯を相次いで割り込んだものの、1600ドル近辺では一段安には至らず、もみ合いが続いている。U.Todayは、急落後に市場が新たな均衡水準を探る場面でよくみられる値動きだと説明した。

ただ、イーサリアムについても反転を見込むには時期尚早だ。50日、100日、200日の各移動平均線はいずれも下向きで、中長期の基調はなお弱い。出来高も急落時にピークを付けた後は減少傾向にあり、買い手と売り手の一時的な均衡を示唆する一方、上放れの材料とみるのは難しいとの見方が示された。

市場では、3資産はいずれも急落後に主要な支持帯でいったん下げ止まり局面に入ったとの見方が出ている。短期的な分岐点としては、XRPが1.05~1.10ドルを守れるか、ビットコインが6万5000~6万6000ドルを突破できるか、イーサリアムが1700ドル台で安定を保てるかが、それぞれ重要なポイントになりそうだ。

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