写真=OpenSurvey

OpenSurveyは6月24日、消費者インテリジェンス基盤「Dataspace」をAIエージェント対応に刷新したと発表した。専門知識がなくても、調査企画から設問設計、データ収集、分析、レポート作成までをチャットベースで進められるようにする。

同社によると、今回のアップデートにより、Dataspaceの利用者は調査の一連の工程をAIと対話しながら実行できる。OpenSurveyが約14年にわたって蓄積してきた調査データとノウハウを基にAIを構築しており、専任のリサーチ担当者がいない企業でも、専門家レベルの調査を進められるとしている。

専任チームを持つ企業にとっても、反復的な作業の削減につながるという。実務担当者がデータを直接確認しながら、より迅速に意思決定できる環境を後押しするとしている。

分析の仕組みについて同社は、汎用AIではデータ解釈の過程で数値の扱いに誤りが生じる恐れがあると説明する。これに対しDataspaceは、まず統計エンジンでデータを計算処理し、その結果に基づいてAIがインサイトを導き出す方式を採用した。これにより、数値の誤りやハルシネーションを抑える設計だという。

OpenSurveyのファン・ヒヨン代表は「専門人材や予算など、現場が感じるリサーチの壁は依然として高い。企画からレポート作成までAIが専門家のように伴走し、その障壁を下げていく」とコメントした。

その上で「今回のアップデートを起点に、AIベースの合成消費者機能も順次投入する。消費者の反応を迅速にシミュレーションしながら、製品戦略を磨けるようにしたい」と述べた。

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