Coinbaseが支援するイーサリアムのレイヤー2ネットワーク「Base」は、アップグレード「Beryl」をBase Sepoliaテストネットに展開した。メインネットへの適用は6月25日を予定している。The Blockが19日(現地時間)に報じた。
Berylでは、ノードソフトウェアに組み込まれた形でステーブルコインなどの資産を直接発行できるネイティブトークン標準「B20」を導入する。あわせて、イーサリアムへの出金待機期間を従来の7日から5日に短縮する。
Baseのエンジニアリングチームによると、B20はERC-20仕様を踏襲しつつ、ERC-2612のPermit機能にも対応する。これにより、追加の取引を行わなくても、署名だけでトークン利用の許可を与えられる。既存のERC-20対応ウォレットや取引所、インデクサーは修正なしで利用できるという。
The Blockによると、B20はRustで記述したロジックをノードソフトウェアにあらかじめ組み込み、そのまま実行する仕組みを採る。このため、一般的なスマートコントラクト方式に比べて処理速度が速いとしている。
Baseは2月、Optimismの共有OP Stackベースの構成から離れ、自社の統合技術スタックへ移行した。これ以降、アップグレードのペースが加速したと説明している。次のアップグレード「Cobalt」は9月を予定しており、ネイティブのアカウント抽象化や統合ノードバイナリの導入を計画している。
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