XRP(写真=Shutterstock)

XRPが大型の三角形パターンを維持した場合、6.50ドルから60ドルまで段階的な上昇余地があるとの分析が示された。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが18日(現地時間)に伝えたところによると、市場アナリストのイグラック・クリプトは、XRPの2週足チャートで形成されている「黄色い三角形」を基に、3つの上値目標を提示した。

今回の分析は、単なる強気見通しではなく、過去の上昇率を現在のチャート構造に当てはめて複数のシナリオを試算した点に特徴がある。XRPは週初に1.29ドルまで上昇したが、この水準を明確に突破できず、その後は1.14ドルまで下落した。月初来では11%安となっている。

イグラック・クリプトは、過去2回の主要な相場サイクルで、XRPがこの三角形の下限を維持したまま上昇局面に入った際、大幅高を記録したと分析した。最初のサイクルでは約8000%、次のサイクルでは約1900%上昇したという。足元のサイクルについては、より保守的に約909%上昇するケースを想定した。

最も強気のシナリオは、過去の初期急騰局面がそのまま再現されるケースだ。この場合、現在の三角形下限を起点に、XRPは約60ドルまで上昇する可能性があると試算した。ただ、同氏は60ドルについて、自身の主シナリオではないとしている。

60ドルは可能性を完全には否定できない一方、今回示した中では最も強気で、実現確率も最も低いケースだと位置付けた。

これより現実的なシナリオとして挙げたのが13ドルだ。前回サイクルで記録した約1900%の上昇率を現在の基準線に当てはめた水準で、暗号資産市場がXRPの初期局面当時より成熟している点も踏まえ、マクロ的に最もバランスの取れた目標だと評価した。

保守的な見通しとしては6.50ドルを提示した。約909%上昇した場合に到達し得る水準で、フィボナッチの主要なエクステンション領域とも重なるという。さらに、保守的なマクロ上昇シナリオでも、XRPは6.50ドルから9.27ドル、あるいはそれ以上を視野に入れることができるとの見方を示した。

加えて、より強いフィボナッチのエクステンション領域として、15.36ドルから31.75ドルのレンジも示した。ただ、目標水準が高くなるほど実現確率は低下すると強調した。チャートが示しているのは単一の到達点ではなく、複数の結果レンジだとも指摘している。

分析の焦点は、あくまでチャート構造の確認にある。イグラック・クリプトは、投資家の期待だけで目標値が実現するわけではないとしたうえで、XRPが実際にこれらのシナリオに入るには、黄色い三角形の下限を維持し、主要な長期サポートラインを割り込まないことが必要だと述べた。

そのうえで、三角形パターンを上放れた後に重要なフィボナッチ水準を回復し、従来のレジスタンスラインをサポートラインに転換すること、さらに出来高の増加と買い需要を伴って上昇局面に移行することが条件になるとした。

このため、6.50ドル、13ドル、60ドルはいずれも、チャート構造の確認を前提とした想定シナリオにすぎない。上放れが確認できなければ見通しの域を出ないが、逆に上放れが成立すれば、過去のパターンとチャート上の確率に基づく現実的なシナリオになり得る――。これが今回の分析の結論だ。

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