XRPのイメージ写真=Shutterstock

XRPは足元で調整局面にあるものの、月足ベースの長期チャートではなお大きな上値余地があるとの見方が出ている。市場では当面の節目として3ドル、その先の目標として8ドル、17ドルを挙げる声が出ている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが6月18日(現地時間)に報じたところによると、市場アナリストのジェラル・クチュケル氏は、XRPの長期月足チャートを根拠に中長期の上昇余地は依然有効だと分析した。

クチュケル氏はX(旧Twitter)への投稿で、XRPのチャートについて強気の見方を示し、3ドル、8ドル、17ドルはいずれも十分射程圏内にあると主張した。同氏が示したチャートは、XRPが数年にわたって上昇チャネルの中で推移している点に着目したものだ。この構造が維持される限り、短期的な調整を挟んでも上昇シナリオは崩れないとの見立てを示した。

同氏の分析では、最初の上値目標は3ドルだ。現在値からみると約160%の上昇が必要になる。3ドルを回復すれば、2025年の上昇局面で付けた水準を取り戻すことになる。その後の目標として8ドル、最終的には17ドルを挙げた。8ドルと17ドルはいずれもXRPの過去最高値を上回る水準となる。

一方、足元の地合いはなお弱い。CoinMarketCapのデータによると、XRPは1.14ドルで取引され、24時間で3.45%下落した。過去1カ月では14.45%安、年初来では約36%下落しており、2026年を通じて高いボラティリティが続いていることを示している。

長期的な強気見通しはクチュケル氏に限らない。4月にはアリ・マルティネス氏が、XRPの月足チャートで大型の上昇三角形が形成されているとして、長期で13ドルに達する可能性を示していた。ただ、同氏は本格的な上昇に入る前に、XRPが0.90ドルを再び試す可能性があるとも警告している。

チャート分析家のChartNerdも同様の見方を示している。次の大幅上昇に先立ち、XRPが0.70ドル〜1.00ドルのレンジまで最後の調整を挟む可能性があるとしたうえで、過去の急騰前にも見られた珍しいブルトラップのシグナルが再び現れていると指摘した。

アナリストのEgrag Cryptoも、XRPは2014年から続く「長期ビフロスト・ブリッジ」チャネル内にとどまっていると分析している。この分析が示す目標レンジは9ドル〜13ドルで、マルティネス氏の見通しとおおむね一致する。

市場参加者の見方が分かれているのは、方向感そのものより上昇のタイミングだ。次の上昇局面がいつ始まるのか、その前に追加の下落があるのかについては意見が割れている。ただ、複数の分析に共通するのは、長期構造が維持される限り、XRPの中長期的な上昇余地はなお残るという点だ。目先は3ドル回復の可否以上に、調整局面でも現在の上昇トレンドラインを維持できるかが焦点となっている。

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