Naverは19日、地図アプリ「Naver Map」で、徒歩向けの「リアルタイム経路案内」を正式提供したと発表した。あわせて車載ナビゲーション機能も強化し、通報機能や速度取締カメラ通知を拡充した。
今回の主な更新は、徒歩移動時の案内機能の強化だ。従来の「徒歩フォロー」機能にリアルタイムの音声案内を組み込み、スマートフォンの画面を見なくても、イヤホン経由の音声だけで進行方向を把握しやすくした。
同機能はまずAndroid版に適用し、iOS版にも順次導入する予定だ。
公共交通ルート検索との連携も強化した。出発地から公共交通の乗降地点、最終目的地までの一連の移動を案内し、次に乗車するバスや地下鉄の路線情報、到着予定時刻も画面上に表示する。
また、昨年コエックスに適用した「屋内ARナビゲーション」の対象区間では、自動的に同モードへ切り替わり、移動案内を途切れなく利用できるようにした。
車載ナビゲーションでは、走行中の道路状況を共有しやすいようUIを見直し、画面上に「通報」アイコンを新設した。事故や工事、通行規制など道路上の突発的な状況をリアルタイムで共有でき、ほかのドライバーへの注意喚起や事故の拡大防止につなげる。
速度取締に関する案内機能も強化した。後方に設置された区間速度取締カメラや、後方の可変式速度取締カメラについてもリアルタイムで通知できるようにした。目的地を設定しない安全運転モードでも、リアルタイムの信号情報を確認できるという。
Naverの地図サービス担当責任者、チョン・ギョンファ氏は「Naver Mapは、利用者の移動全体を支援するオールインワンプラットフォームだ。今回のアップデートで徒歩移動と公共交通の連携を強化し、よりきめ細かな移動支援が可能になった」とコメントした。
そのうえで、「月間3100万人超の利用者が、ラストマイルまでより便利で安全に移動できるよう、サービス全体の高度化を続けていく」と述べた。