LG CNSは6月19日、DoosanとAX(AI転換)・RX(ロボット転換)、データセンター、クラウドなどの新規事業分野で包括提携したと発表した。エージェンティックAI基盤の協業を進めるほか、水素燃料電池の導入も検討する。
協約締結式は18日、ソウル・マゴクのLGサイエンスパーク本社で開かれ、キョン・シンギュンLG CNS社長、ユ・スンウDoosan社長ら両社の経営陣が出席した。
両社は、締結から1カ月以内に事業協力の推進組織を立ち上げ、詳細な運営方針を策定する計画だ。
AX分野では、LG CNSの企業向けエージェンティックAIプラットフォーム「AgenticWorks」を軸に協業を進める。DoosanのエージェンティックAI競争力の強化と、関連事業のロードマップ策定を支援する方針で、RX分野での連携も検討する。
データセンター・クラウド分野でも協業を広げる。LG CNSのクラウド・データセンター技術を活用し、DoosanのITインフラ高度化を進める。あわせて、水素燃料電池をLG CNSのデータセンター事業に導入する案についても協議する。
このほか、両社はデジタルツイン技術を活用し、製造設備のライフサイクル効率を高める製造分野のAXも推進する。環境配慮型モビリティを活用した物流事業での協力も計画している。
ユ・スンウDoosan社長は「先端素材やエネルギー分野で蓄積してきたDoosanの技術力と、LG CNSのAX能力を組み合わせ、グローバル市場をリードする次世代ビジネスモデルを構築する」とコメントした。さらに「データセンターからロボット、AIまでを網羅する今回の協力を通じて、両社の将来価値を最大化したい」と述べた。
キョン・シンギュンLG CNS社長は「LG CNSが持つAX・RXの能力をDoosanの技術力と組み合わせ、相乗効果を創出する」と説明した。そのうえで「製造現場におけるAIを活用した設備予測から、ロボットによる産業革新まで、実際の事業化につながる成果を迅速に生み出していく」と語った。