ステーブルコイン大手のTetherは、金担保ステーブルコイン「aUSDT」と、その発行基盤「Alloy by Tether」を終了する。Cointelegraphが18日(現地時間)、報じた。開始から約2年で打ち切ることになる。
報道によると、Tetherは利用状況や市場需要、事業上の優先順位を総合的に判断して終了を決めた。今後は、金連動デジタル資産「XAUT」を含む、需要が強く中長期の成長余地が大きい分野に資源を集中する方針だ。
aUSDTは、イーサリアムのスマートコントラクト上で提供される、超過担保型の仕組みを採用したデジタル資産。XAUTを裏付け資産としており、「Alloy by Tether」を通じて、ユーザーはXAUTを担保にaUSDTを発行できた。
設計上は、担保として預け入れたXAUTの価値が、発行済みaUSDTの価値を上回る。これにより、保有する金関連資産を売却せずに、米ドル建てに近い流動性を確保できる仕組みだった。
Tetherは2月、需要不足を理由に人民元建てステーブルコイン「CNHT」も停止した。2025年11月には、欧州の規制問題などを背景にユーロ建てステーブルコイン「EURT」を整理している。一方、5月にはジョージア政府と連携し、ジョージア・ラリ建てステーブルコイン「GELT」の立ち上げ計画を発表した。
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