写真=KB Kookmin Bank

金融各社が、政府の「K-ニューディール・アカデミー」を通じて若年層向けのAI・金融人材育成を強化する。KB Kookmin Bankは非首都圏の未就業者を対象とした就業支援プログラムの受講生募集を開始し、Woori Financial Groupも8月からITアカデミーを運営する。

KB Kookmin Bankは17日、金融業界への就職を目指す非首都圏の若年層を対象に、就業支援プログラム「KBブリッジ(KB-Bridge)」の受講生を19日まで募集すると発表した。

対象は15歳以上34歳以下の未就業者で、非首都圏の若年層120人を選抜する予定だ。

カリキュラムは、金融の実務能力とAI・データ分析のスキルをあわせて身につけられる内容とした。期間は5カ月で、金融・デジタル産業の理解、OA・AI活用、Python・SQLの基礎、AIエージェントの活用、AIベースのデータ分析などを学ぶ。実務プロジェクトも実施する。

受講者には就業支援策として、最大375万ウォン(約41万円)の訓練手当のほか、金融資格の取得支援金などを提供する。

KB Kookmin Bankの関係者は「今回のプログラムが、非首都圏の若年層にとって金融業界への就職につながる契機になることを期待している。今後も金融包摂の実践を通じて社会的価値の創出をリードしていきたい」とコメントした。

Woori Financial Groupも8月から、「Woori WON 若年層ITアカデミー」を運営し、若年層のAI・金融人材育成に乗り出す。

同アカデミーには、Woori Financial Group、Woori Bank、Woori Investment Securities、Tongyang Life Insurance、ABL Life Insurance、Woori Card、Woori FIS、Woori Financial Future Foundationの8社が参加する。Woori Financial Groupはグループのインフラを活用し、未就業の若年層に実務中心の職業訓練と現職者によるメンタリングを提供する方針だ。

教育課程は計600時間の上級コースで、デジタル分野の職務能力開発416時間と、金融業全般の理解184時間で構成する。最新のIT動向を反映した「AXハッカソン」と「金融AXインサイト」も盛り込み、金融AIの実務能力の強化に重点を置く。

Woori Financial Groupの関係者は「アカデミーは、若年層には専門的なIT教育を、グループには将来の人材確保の機会をもたらす場になる。単なる知識の伝達にとどまらず、若年層が金融AIの専門人材として成長できるよう支援したい」と述べた。

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