Nexthrusは6月15日、AIメタバースプラットフォーム「STAGE」のエコシステム拡大に向け、クリエイター募集を開始したと発表した。従来のメタバースがチャットボットとの対話やアバター装飾にとどまりがちだった中、AIを基盤に誰でも手軽に世界観を構築できる創作プラットフォームとして展開を進める。
同社は、コンテンツを受け身で消費するユーザーを、世界観を自ら生み出す創作者へと広げていく考えだ。
「STAGE」は、単一のAIキャラクターとの対話にとどまらず、複数のキャラクターや場所、出来事が連動して反応する創作プラットフォームだ。背景設定や登場人物、主要な出来事などのアイデアを数行入力するだけで、AIがキャラクターの性格や話し方、人物同士の関係、場所ごとのイベントを自動生成する。複雑なコーディングの知識がなくても、誰でも独自の世界観を作れるという。
今後は、クリエイターが構築した世界観に他のユーザーが入り込み、次の展開を作りながら物語を広げていくオープンなエコシステムを目指す。あわせて、ファンダム運営やコンテンツ流通を支援する「STAGEストア」機能も順次導入する予定だ。
Chang Hyung-guk代表は「STAGEでは、小説や映画の主人公、ゲームの英雄、NPC、あるいは誰も想像しなかったまったく新しい存在にだってなれる」とコメントした。
そのうえで「誰でも簡単に自分だけの世界を作り、ユーザーの選択や反応に応じて世界観が広がっていく、新たな創作エコシステムを築いていく」と説明。「メタバースは、現実の自分に似た小さなアバターに閉じ込められる空間ではない。何にでもなれることこそ、メタバースの本当の意味だ」と強調した。