Tether(写真=Shutterstock)

Tetherが発行する米ドル連動型ステーブルコイン「USDT」のドミナンス(占有率)チャートで、強気転換シグナルとされるゴールデンクロスが確認された。市場で資金の退避先としてUSDTの比重が高まる兆しとみられ、ビットコインには逆風となる可能性がある。CoinDeskが報じた。

USDTドミナンスは、暗号資産市場全体の時価総額に占めるUSDTの比率を示す指標。週足チャートでは、50週移動平均線が200週移動平均線を上抜けた。一般にこの形は、今後数週間にわたってUSDTの構成比が高まる可能性を示すテクニカルシグナルとされる。

CoinDeskは、市場参加者が値動きの大きい資産から、米ドル連動型トークンへ資金を移していることを意味すると指摘した。こうした資金移動は、ビットコインにとって弱材料になりやすいという。

USDTの時価総額は1868億4000万ドルで、暗号資産ではビットコイン、イーサリアムに次ぐ3位。USDTドミナンスは、ビットコイン相場が下落する局面で上昇しやすい傾向がある。

CoinDeskは、これは投機性の高い資産から米ドル同等資産へ資金が移る、典型的なリスク回避の動きだと伝えた。

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