Solanaインフラ企業のHeliusは、Light Protocolを買収し、Solana向けプライバシー基盤の開発を強化する。ゼロ知識証明(ZK)を活用した新たなインフラを整備し、数カ月以内に開発者向けに公開する計画だ。
The Blockによると、Light Protocolは2021年、SolanaにZKベースのプライバシー機能を導入することを目的に設立された。
その後はHeliusと連携し、データ保存コストを引き下げる「ZK Compression」の開発に注力してきた。2024年に公開したZK Compressionは、ゼロ知識証明を活用してSolanaのデータ保存コストを抑えるフレームワークで、コンシューマー向けおよび企業向けの大規模アプリ開発を支える。
Heliusは今回の買収を通じ、Light Protocolが当初構想していたSolana向けプライバシー機能の開発を改めて進める方針だ。Light Protocolのチームは、Solana上のプライベート決済やプライベートDeFiに対応するZKベースのプライバシープロトコルの構築に注力する。
このプロトコルは、個人向けと機関向けの双方の用途に最適化できるという。Heliusは今後数カ月以内に、新たなプライバシーインフラを開発者向けに公開する予定だ。
Helius創業者のマート・ムムタズ氏は「プライバシーのない暗号資産は暗号資産ではない」と述べた上で、「HTTPSがHTTPベースのインターネットを安全かつスケーラブルなものにしたように、プライバシーもブロックチェーンで同じ役割を果たす」とコメントした。