大統領府は7日、イ・ジェミョン大統領が中小ベンチャー企業部長官のハン・ソンスク氏を次期国務総理(首相)候補に指名したと発表した。大統領府は、AIを軸にした産業転換を進めるうえでの適任者だと説明している。
カン・フンシク大統領秘書室長は、指名の理由について「IT企業トップと中小ベンチャー企業部長官としての経験を踏まえ、時代的課題であるAI転換を着実に進め、韓国経済の成長をけん引できる人物だと期待している」と述べた。
ハン氏は会社員としてキャリアをスタートし、その後Naverの代表取締役を務めた。イ・ジェミョン政権発足後は初代の中小ベンチャー企業部長官に就任した。
長官在任中には、中小企業の輸出額を過去最高に押し上げたほか、スタートアップ・エコシステムの活性化にも取り組んだ。大統領府は、半導体と輸出増に支えられてきた成長の流れを、中小企業や小規模事業者、地域商店街へと広げていくうえで、ハン氏の経験が生かせるとみている。
イ大統領はハン氏のほか、カン・フンシク秘書室長、チョン・ソンホ法務部長官を含む3人を候補として検討してきたと伝えられている。
ハン氏が国会の承認を得れば、ノ・ムヒョン政権で首相を務めたハン・ミョンスク氏に続く韓国憲政史上2人目の女性首相となる。女性首相の誕生は19年ぶりとなる。
一方、カン秘書室長は現キム・ミンソク首相について、「内乱を克服し、韓国の回復を陣頭指揮した」と述べ、これまでの労をねぎらった。
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