ビットコインが6万ドルの支持線を明確に割り込んだ場合、短期的には5万〜5万1000ドル、週足ベースでは3万3000ドルまで下落する可能性があるとの見方が出ている。Cointelegraphが5日(現地時間)に報じた。
ビットコインは同日までに週間で約15%下落し、2022年11月以降で最悪の週間パフォーマンスとなった。
相場は一時6万1000ドル台まで下げた後、6万2500ドル近辺で推移した。いったん下げ幅を縮小し、心理的節目の6万ドルを保とうとする動きもみられたが、下押し圧力はなお強い。
アナリストのラズ氏は、ビットコインが一時的に6万ドルを割り込む可能性はあるものの、その後により強い買いが入る余地があるとみている。200週単純移動平均線を根拠に、最悪のケースでの下値目標として5万5000ドルを挙げた。
200週単純移動平均線は、2019年、2020年、2022年、2023年にも主要な長期支持線として機能してきた。ビットコインは2026年2月にも同線で下げ止まった後、37%超上昇しており、今週は年初来で2回目となる同線の維持が試される局面となっている。
一方、週足チャート上の弱気フラッグ(ベアフラッグ)は、さらに低い価格帯を示唆している。ビットコインはすでに下値支持線を割り込み、出来高も増加した。パターン上の下値目標は5万〜5万1000ドル付近とされる。
オンチェーン指標も同様の水準を示している。GlassnodeのMVRV価格バンドでは、ビットコインの実現価格は5万3740ドル、別の主要支持線は5万560ドル付近にある。5万〜5万4000ドルのゾーンは、チャートとオンチェーン指標が重なる主要な支持帯とみられている。
週足では、カップ・アンド・ハンドルの形状が崩れる可能性も指摘されている。ビットコインは現在、ハンドル下限と200週単純移動平均線、6万ドルの支持線が重なる水準で弱含んでいる。このゾーンを明確に下抜けた場合、パターン上の下値目標は3万3000ドルとなる。