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Grayscale Investmentsのリサーチ責任者、ザック・パンドル氏は、XRPの現物上場投資信託(ETF)が長期的にXRP流通量の5〜6%を保有する可能性があるとの見方を示した。XRP ETFへの資金流入が続く中、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のETFと同水準の保有比率に達し得るとみている。

ブロックチェーン専門メディアのThe Crypto Basicが4日(現地時間)に報じたところによると、パンドル氏はポッドキャスト出演時に、XRP ETF市場の成長余地についてこうした見通しを示した。

同氏によれば、この5〜6%という水準は特定のETF商品を指すものではなく、上場しているXRP ETF全体の保有残高ベースの試算だ。絶対的な目標というより初期段階の推計としつつ、足元の資金流入の動向を踏まえれば十分に到達可能な範囲だと説明した。投資家需要次第では、さらに拡大する余地もあるとしている。

背景には、XRP ETFに対する投資家の関心の高さがある。XRP ETFは昨年第4四半期の上場以降、累計で約14億2000万ドルの純流入を記録した。

運用会社別では、Bitwiseが4億6730万ドルで最多だった。Canary CapitalのXRPCは4億5800万ドル、Franklin TempletonのXRPZは3億9218万ドル、GrayscaleのGXRPは1億2900万ドルの純流入となった。

一方で、足元のXRP価格の調整を受け、ETFの純資産総額は一部縮小した。純資産は一時11億ドルを超えたが、XRP価格が1.15ドル水準まで下落したことで、現在は約10億3000万ドルとなっている。

それでも、資金流入基調そのものは維持されている。パンドル氏は、一部の暗号資産投資商品で資金流出がみられる一方、XRP ETFには継続的に資金が流入していると説明した。

実際、週初時点では、XRP関連の投資商品が主要暗号資産の中で最大の資金流入を記録したとされた。同じ期間、ビットコインとイーサリアムのETFは純流出だった。

パンドル氏は、XRPの投資妙味として分散効果も挙げた。ビットコインとイーサリアムは同方向に値動きする場面が多い一方、XRPは相対的に異なる値動きを示すことが多く、追加的な分散投資先になり得るという。

比較対象として同氏が示したのが、ビットコインとイーサリアムのETFだ。現在、BTCとETHのETFはそれぞれ当該資産の流通量の約5〜6%を保有しており、XRP ETFも時間の経過とともに同程度まで拡大する可能性があるとした。

もっとも、現時点でXRP現物ETF市場はなお立ち上がり段階にある。XRP現物ETFの純資産総額は約10億3000万ドルにとどまり、XRPの流通時価総額約712億ドルの1.4%にすぎない。

ただ、パンドル氏の見通し通り、ETFの保有規模がXRP流通量の5〜6%に達した場合、市場の景色は大きく変わる。XRPの流通量約619億7000万XRPを基にすると、ETFの保有量は約31億〜37億XRPまで増える計算になる。

現在の価格水準で換算すると、約35億〜42億ドルに相当する。XRP ETFがビットコインやイーサリアムのETFと同様の成長軌道をたどれるかが、今後の焦点となりそうだ。

現時点の規模は、パンドル氏が示したレンジには達していない。ただ、継続的な資金流入と差別化された投資需要が確認されれば、XRP ETFが独自の投資市場を形成する可能性もある。

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