Anthropicは、自社AIモデルを活用して脆弱性の発見や対策立案を支援する取り組み「Project Glasswing」の対象を、15カ国以上の150機関に拡大する。TechCrunchが6月2日(現地時間)に報じた。
Anthropicは4月初旬、米政府を含む初期パートナー50組織に対し、「Claude Mythos Preview」へのアクセスを提供していた。
今回の拡大では、これまで参加が限られていた電力、水道、医療、通信、ハードウェア分野の企業も新たに加わる。
Anthropicは、「各パートナーに共通するのは、コードベースが攻撃を受けた場合に深刻な被害につながりかねないことだ」と説明。「大規模な攻撃を受ければ、1億人超に影響が及ぶ可能性がある」としている。
Financial Timesによると、新たな参加機関には、ID管理・セキュリティ企業のOktaのほか、Samsung Electronics、SK hynix、SK Telecom、NATO、EUのサイバーセキュリティ機関であるENISAが含まれる。追加された参加国には、韓国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、オランダ、スペイン、ベルギー、スウェーデン、インド、日本、ニュージーランドが含まれる。
TechCrunchは、Anthropicが他のAI企業も近くMythos Previewに相当するモデルを開発するとみており、Glasswingを通じた安全対策の整備を急いでいると伝えた。
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