写真=MegazoneCloud

MegazoneCloudは6月2日、GolfzonCommerceのオンラインショッピングモール向けに、ゴルフ用品を提案するAIショッピングエージェントを構築したと発表した。50万件超のフィッティングデータを活用し、ユーザーごとのスイング特性や好みに応じて、クラブやボールを提案する。

同社によると、このAIショッピングエージェントは、個々のスイング特性に合わせて3種類のクラブを提示し、あわせて推薦理由や期待される改善効果も示す。ゴルフボールについても、プレースタイルや打感の好み、求めるスピン量を基に、適した商品を案内する。

条件に合致するデータがない場合でも、独自アルゴリズムを使ってドライバーなどのクラブを提案する。スイングデータを持たない会員でも、アンケートに回答することで同等水準のサービスを利用できるという。

MegazoneCloudは、50万件超のフィッティングデータを基に、各ユーザーのスイング特性に合ったクラブを提案するAIショッピングエージェントを構築したと説明している。活用したデータは、全国のGolfzonスクリーンゴルフ場で収集した実測データを基礎とし、データの連続性など、推薦精度の向上につながる条件を満たした情報で構成したとしている。

システム基盤にはAmazon Bedrock Agent Coreを採用した。Bedrock Agent Coreは、複数のエージェント間の作業フローを調整するオーケストレーターとして機能する。

GolfzonCommerceは、このエージェントを活用したAIフィッティングサービスを、5月7日から自社オンラインショッピングモール「Golping」で提供している。同サービスは、ユーザーデータの分析から購入支援までを自律的に処理する。

GolfzonCommerceのイ・ジョンウオンライン事業部長は、「今回のAIフィッティングサービスは、GolfzonCommerceが蓄積してきたデータとエージェント型AI技術を組み合わせて実現した成果だ」とコメント。「今後もAI活用を積極的に進め、ゴルファーが自分に最も適した用具を科学的に選べるEC環境を整えていく」と述べた。

MegazoneCloudのユ・ヒョンリム副社長は、「今回のプロジェクトは、企業が保有するデータをエージェント型AIと組み合わせることで、どのような事業成果につながるかを示す事例だ」と説明。「顧客データと技術を結び付け、測定可能なビジネス成果を生み出すエンタープライズAIオーケストレーターとしての役割を、今後さまざまな産業へ広げていく」と述べた。

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