Appleの「iPhone 17 Pro Max」とSamsungの「Galaxy S26 Ultra」が、超プレミアムスマートフォン市場で競り合っている。いずれも6.9インチの大型OLEDディスプレイや最新のAI機能、高性能チップを備えるが、強みの方向性は異なる。Appleは統合されたユーザー体験とエコシステム連携、Samsungは機能の幅広さとハードウェア性能を訴求している。
英誌TechRadarは6月1日(現地時間)、iPhone 17 Pro MaxとGalaxy S26 Ultraの比較記事を掲載した。評価の軸として、Samsungは機能性と柔軟性、Appleは性能最適化とエコシステムの完成度にそれぞれ強みがあるとした。
価格は、iPhone 17 Pro Maxが256GBモデルで1199ドルから。ストレージは512GB、1TB、2TBを用意する。Galaxy S26 Ultraは256GBモデルが1299ドルからで、最大1TBまで展開する。大容量ストレージを重視するユーザーにとっては、iPhoneの方が選択肢が広い。
デザイン面では、携帯性でGalaxy S26 Ultraが優位と評価された。両機種とも6.9インチ画面を採用するが、Galaxy S26 Ultraは厚さ7.9mm、重さ214gで、より薄く軽い。内蔵Sペンを維持しつつ、前世代より角を丸めることで持ちやすさも改善した。
一方、iPhone 17 Pro Maxはアルミニウム製ユニボディと新たなベイパーチャンバー冷却機構を採用し、内部設計の見直しを進めた。背面カメラ部も本体背面を横切るデザインに変更し、外観上の差別化を図った。
ディスプレイは両機種とも最上位クラスの仕様を備える。iPhone 17 Pro Maxは最大3000ニトの輝度に対応し、屋外での視認性を高めた。Galaxy S26 Ultraは、より高い解像度に加え、1〜120Hzの可変リフレッシュレートやプライバシーディスプレイ機能を備え、実用性を打ち出す。
カメラでは、Samsungがハードウェア面の強さを前面に押し出した。Galaxy S26 Ultraは2億画素のメインカメラに、5000万画素の超広角、3倍望遠、長距離望遠を組み合わせたクアッドカメラ構成を採用する。多様な焦点距離に対応できる点と高いズーム性能が強みとされた。
iPhone 17 Pro Maxは、4800万画素の広角・超広角・望遠によるトリプルカメラを搭載する。フロントカメラはセンターステージに対応し、被写体を自動でフレーム中央に保つ。ProResとProRes RAWもサポートしており、動画制作用途で強みを持つと評価された。
性能面では、Apple優位との見方が示された。iPhone 17 Pro MaxはA19 Proチップと改良された冷却設計により、高負荷が続く場面でも安定した性能を維持するよう設計された。iOS 26に加え、Appleシリコン、Mac、iPad、Apple Watchとの連携も大きな強みとされる。
Galaxy S26 Ultraは、Galaxy向けSnapdragon 8 Elite第5世代と最大16GBのRAMを搭載する。マルチタスク、画面分割、Sペンの活用、カスタマイズ性では、Androidフラッグシップらしい競争力を示すと評価された。
バッテリーと充電性能はほぼ互角とされた。iPhone 17 Pro Maxは5088mAhのバッテリーを搭載し、Appleは最大37時間の動画再生に対応すると説明している。充電はUSB-Cの有線に加え、25WのMagSafeおよびQi2ワイヤレス充電をサポートする。
Galaxy S26 Ultraは5000mAhのバッテリーを搭載し、実使用ベースのテストでは1日以上使えたと評価された。特に60Wの有線急速充電に対応しており、充電速度ではiPhoneを上回るとされた。
TechRadarは総合評価として、Galaxy S26 Ultraはカメラの汎用性やSペン、ディスプレイ、充電速度などハード面で優位と分析した。一方、iPhone 17 Pro Maxは性能最適化、長期的な使用体験、エコシステムの一体感で強い競争力を維持しているとした。
最終的な選択は、利用環境や重視するポイントによって分かれる。Appleのエコシステムをすでに使っており、一貫したカメラ品質や安定した動作を重視するならiPhone 17 Pro Maxが有力だ。多機能さや使い勝手、Sペン、強力なズームカメラを求めるなら、Galaxy S26 Ultraが有力な選択肢になる。