8percentは2日、ブロックチェーンプラットフォームのKaiaと、韓国の貸出債権の元利金受取権を活用したRWA(実物資産)投資基盤の構築に向け、業務提携の覚書(MOU)を締結したと発表した。海外投資家が韓国の金融資産にアクセスできる経路を整え、グローバル資金の流入拡大につなげる狙いがある。
今回の提携では、8percentが運営する韓国の貸出債権の元利金受取権を、Kaiaエコシステムのグローバル投資家ネットワークと結び付ける。クロスボーダーの金融プロジェクトとして、海外投資家に韓国の金融資産への新たな投資機会を提供する。
両社はまずパイロット運用を通じて初期段階の仕組みを検証する。そのうえで、投資規模と対象資産の範囲を段階的に拡大していく方針だ。
また、貸出債権の元利金受取権を起点に、韓国の多様なオルタナティブ資産をグローバル投資家につなぐブロックチェーン基盤の高度化も進める。これを通じ、韓国のデジタル金融産業の事業領域拡大を目指すとしている。
8percentのソン・ボグンRWA室長は「グローバル投資家が韓国の優良な貸出債権資産に、より簡単にアクセスできる環境を整えることが目標だ」とコメント。「海外資金が韓国の実体経済に裏付けられた資産へ継続的に流入する投資の入口を構築し、韓国がアジアのフィンテック産業の中核へ成長することに貢献したい」と述べた。
Kaiaのイ・ファンチーム長は「Kaiaはアジアのオンチェーン金融インフラの中核プレーヤーとして、今回のプロジェクトが韓国の実物資産をグローバル投資家につなぐ有意義な先行事例になると期待している」としたうえで、「韓国のフィンテックサービスがグローバル投資家に選ばれる事例を増やしていきたい」と語った。