画像=xrpl.org

XRP Ledger(XRPL)上の実物連動資産(RWA)が急拡大している。トークン化資産規模は約15カ月で1000万ドルから4億ドル超に拡大し、同水準に達するまで35.9カ月を要したEthereumを上回るペースを示した。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が1日(現地時間)に伝えたところによると、Evernodesは最新レポートで、XRPLにおけるトークン化資産市場の成長推移を分析した。

それによると、XRPLのトークン化資産規模が1000万ドルから4億ドルへ拡大するまでに要した期間は14.9カ月だった。2025年1月時点で約1000万ドルだった規模は、2026年4月に4億ドルを突破した。

これに対し、Ethereumが同規模に到達するまでには35.9カ月かかった。Ethereumのトークン化資産市場は、2018年9月の約1000万ドルから2021年9月に4億ドルへ拡大した。

Evernodesは、こうしたデータについて、XRPL上のトークン化活動が急増していることを示すものだと評価した。XRPコミュニティで発信力を持つBankXRPも関連データを共有し、XRPLの成長余地に言及した。

年初来の伸び率でもXRPLは主要な競合ネットワークを上回った。Evernodesの集計では、XRPLのトークン化資産規模は今年に入って78%増加した。年初の約2億2700万ドルから、足元では4億400万ドル規模まで拡大している。

同じ期間のEthereumは、138億ドルから186億6000万ドルへ増加したが、伸び率は36%にとどまった。絶対額ではEthereumが大きく上回る一方、成長率ではXRPLが優勢だった。

もっとも、市場シェアではEthereumがなお圧倒的だ。RWA.xyzによると、Ethereumのトークン化資産規模は約168億ドルで首位を維持している。XRPLは約4億440万ドルで世界10位に入った。

過去1年では、競合チェーンとの順位変動も鮮明になっている。2025年5月時点のXRPLのトークン化資産規模は約1億1600万ドルで、Aptos(1億2000万ドル)、Mantle(1億4800万ドル)、Algorand(3億400万ドル)を下回っていた。

ただ、足元ではXRPLが約4億400万ドルまで拡大し、これらのネットワークを逆転した。AptosとAlgorandはそれぞれ6490万ドル、7090万ドルに縮小したほか、Mantleは2億5800万ドルまで増えたものの、XRPLには届かなかった。

トークン化市場全体も拡大基調にある。2億ドル超のトークン化資産を保有するブロックチェーンのうち、Seiは年初来で858%増と最も高い伸びを記録した。Plumeは366%増、zkSync Eraは361%増、Stellarは131%増だった。

業界では、トークン化資産がブロックチェーン分野の主要な成長領域として存在感を高めるなか、ネットワーク間の競争は一段と激しくなるとの見方が出ている。XRPLは成長スピードと伸び率で存在感を示しているが、市場規模ではなおEthereumとの差が大きい。

今後は、XRPLが足元の成長を維持しつつ、上位のトークン化ネットワークとの差をどこまで縮められるかが焦点となる。

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