韓国科学技術情報通信部は6月1日、量子技術の国際協力をテーマにした高官級会合を2日にフランス・パリの経済協力開発機構(OECD)本部で共催すると発表した。
会合のテーマは「第2次量子革命に向けた国際協力」。OECD閣僚理事会(MCM)に合わせて開かれる関連会合で、韓国、フィンランド、日本、英国の4カ国と、OECD新興技術グローバルフォーラム(GFTech)が共同で主催する。韓国からは、リュ・ジェミョン第2次官が首席代表として出席する。
量子コンピューティング、量子通信、量子センシングに代表される量子技術は、科学技術の革新や経済効果の面で大きな潜在力を持つ一方、デジタルセキュリティや個人情報保護、国家安全保障、技術へのアクセスといった新たな政策課題も浮上させている。
会合では、量子技術の革新と産業活用を後押ししながら、民主的価値や人権、基本的自由を守るための国際協力の方向性を議論する。量子技術の責任ある開発・活用に向けた政策に加え、グローバルなサプライチェーンの強靱化も主要議題となる。
リュ・ジェミョン第2次官は、世界初の包括的な量子政策指針とされる「量子技術に関するOECD勧告」の採択を歓迎するとともに、草案づくりを主導した韓国の役割を紹介する予定だ。高官級パネルにも参加し、韓国の量子科学技術の産業化能力や研究開発プログラムについて説明する。
リュ・ジェミョン第2次官は「量子技術をはじめとする中核的な新興技術では、各国が強みを生かして協力することが重要だ」とした上で、「韓国は先端半導体の製造能力と関連エコシステムを基盤に、グローバル量子産業の発展に積極的に貢献する」と述べた。