Naverは6月1日、ショッピングアプリの「AIショッピングエージェント」を刷新したと発表した。商品検索や要約を支援する従来の役割にとどまらず、利用者の行動履歴やトレンドを分析し、会話に先回りして提案することで、パーソナライズした購買体験の強化を目指す。
「AIショッピングエージェント」は、2月に「Naver Plus Store」アプリでベータ版の提供を開始した機能。これまでは、利用者の関心や好みに合った商品探しを支援する役割を担ってきた。今回の刷新では、利用者の購買文脈をより細かく把握し、次の行動につながる提案を先回りして示す点を柱とした。
同社によると、クリックや「いいね」、カート追加といった行動履歴に加え、最新トレンドも総合的に分析する。アプリ更新後は、ホーム画面でAIショッピングエージェントが提示する会話型の提案に沿って、自然に買い物を始められるようになるという。
例えば、ミールキットを頻繁に検索する一人暮らしの利用者には、一人でも食べやすい商品を勧める。保湿クリームをカートに入れている利用者には、あわせて使いやすいスキンケア商品を提案する。「1万ウォン台で購入できる商品」のように、細かな機能や複雑な価格条件を含む会話の選択肢も積極的に提示する。
Naverのイ・ジョンテ ショッピングSearch&AIリーダーは、「AIショッピングエージェントは、単に商品を探す検索型ツールを超え、利用者の購買文脈を理解したうえで次の行動まで提案する実行型エージェントへ進化している」と説明した。そのうえで、「Naverが蓄積してきたショッピングデータとAI技術を基盤に、国内利用者の買い物の仕方や嗜好に最適化した体験を提供していく。日常の中で、よりスマートなエージェンティック・ショッピングを体験できるよう、継続的に技術を高度化する」と述べた。