写真=Shutterstock

NVIDIAが、GPU中心の事業構造から一歩進み、PC向けCPU市場への参入を本格化する。IntelとAMDが主導してきたPCプロセッサ市場に、どのような影響を与えるか注目が集まっている。

米Axiosは30日(現地時間)、NVIDIAが自社製チップを主プロセッサに採用した初のWindows PCを来週公開する予定だと報じた。

このチップは、CPU(central processing unit)、GPU(graphics processing unit)、NPU(neural processing unit)を統合したSoC(system on a chip)になる見通しだ。

報道によると、NVIDIAとMicrosoftは、台湾で開催されるComputexと、サンフランシスコで開かれるMicrosoftの年次開発者会議「Build」で、両社の協業成果とNVIDIA製SoC搭載PCを披露する。

Microsoftの自社ブランド「Surface」に加え、DellなどのPCメーカーも、NVIDIA製チップを搭載した製品を投入する予定という。

NVIDIAはグラフィックス半導体を主力としてきたが、PC向けプロセッサ市場への参入を長年準備してきた。2012年にはWindows RT搭載のSurfaceタブレットにNVIDIA製チップが採用された例があるものの、NVIDIA製SoCを中核に据えたWindows PCの投入は今回が初めてとなる。

一方、Microsoftは、AIエージェントを活用してWindows PC上のローカル処理を支援するソフトウェアも公開する計画だ。オープンソースのAIエージェントツール「OpenClaw」の創業者、ピーター・スタインバーガー氏も、Buildで別セッションに登壇する予定だ。

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