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Linux Foundationは5月30日、AIエージェントが標準化された形で相互に発見・通信できるようにするオープンソースプロジェクト「DNS-AID」を公開した。DNSを活用し、AIエージェントやMCPサーバーの登録・発見を可能にする。

Techzineによると、DNS-AIDはインターネットのドメイン・ネーム・システム(DNS)を基盤に、AIエージェントの発見の仕組みを提供する。もともとはInfobloxが開発したプロジェクトで、AIエージェントとモデル・コンテキスト・プロトコル(MCP)サーバーをDNS経由で登録し、発見できるようにする。

Linux Foundationは、自律型AIエージェントが急増する一方で、エージェント同士を識別しアクセスするための共通基盤が欠けていると指摘した。現在の多くのソリューションは、中央集権型の登録システムや固定URLへの依存が大きく、プラットフォーム間の相互運用性が低いという。

DNS-AIDは、特定ベンダーやDNSプロバイダーに依存しない設計を採る。企業は中央集権的なマーケットプレイスや閉鎖的なエコシステムに頼ることなく、自社のAIエージェント基盤を運用できるとしている。

プロジェクトでは、Python向けSDK、コマンドラインインターフェース(CLI)、MCPサーバーを提供する。プロジェクトマネジャーのイングマル・ファン・フラベイク氏は「現在のエージェント接続方式は、手動設定と断片的なソリューションに依存している」とした上で、「DNS-AIDは、Webサイトを探すのと同じようにAIエージェントを発見できるWebネイティブの手法を可能にする」と述べた。

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