写真=Samsung SDS

Samsung SDSは5月28日、大田のロッテシティホテルで、忠清・全羅圏の製造企業を対象とした「Samsung SDS Industry Day」を開催した。製造業におけるAX(AI Transformation)の推進戦略と導入事例を紹介した。

同社は2026年3月に公共分野向け、4月には製造・流通・サービス産業および金融業界向けのセミナーを順次開催してきた。今回のイベントは、その取り組みの一環として実施したものだ。

パク・チャンホン製造AMチーム長(専務)は冒頭のあいさつで、「企業の関心は単なるAI導入にとどまらず、実際の業務にどう適用し、どのような成果を生み出せるかに移っている」と述べた。その上で、「Samsung SDSはAIフルスタック戦略を基盤に、顧客企業のAXを積極的に支援している」と説明した。

同社は、AIインフラ、プラットフォーム、ソリューションを一体で提供し、コンサルティングから構築、運用までを支援するAIフルスタック戦略を通じて、企業向けAX事業を強化している。技術の導入にとどまらず、業務改革と成果創出までつなげる考えだ。

セッションでは、製造業向けAXデータプラットフォーム、ハリムグループのOne ERP構築事例、AIを活用したPLM(Product Lifecycle Management)革新戦略、ランサムウェア対策を含む製造OT(Operational Technology)セキュリティ戦略、フィジカルAIの実装に向けた5G専用網の適用事例、生成AIベースのコラボレーションソリューション「Brity Works」の活用法などを取り上げた。

Samsung SDSによると、参加者の関心が特に高かったのは、操業停止時の影響が大きい製造現場を踏まえたOTセキュリティ戦略と、工場内でフィジカルAIを拡大する上で必要となる5G専用網の活用事例だったという。

イ・ジョンホン戦略マーケティング室長(副社長)は、「忠清・全羅圏の製造企業に向け、AX推進の方向性と実際の革新事例を共有できたことは意義が大きい」と述べた。今後については、「AIフルスタックの競争力と業種別ノウハウを基に、さまざまな産業分野の顧客に知見を継続的に提供していく」とした。

キーワード

#Samsung SDS #AI #AX #製造業 #OTセキュリティ #5G専用網 #生成AI #Brity Works #ERP #PLM
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.