コンパクトベーン型風速計「testo 417」 写真=Testo Korea

ドイツの計測機器メーカーTestoの韓国法人、Testo Koreaは、室内換気システムの点検向けに設計したコンパクトベーン型風速計「testo 417」の提案を強化している。風速、風量、温度を同時に測定できる点を訴求し、空調(HVAC)分野での需要開拓を進める。

同社は5月13日から15日まで、ソウルのCOEXで開かれた大韓民国機械設備展示会に出展した。会場ではtesto 417のほか、冷暖房や空気質関連のソリューションを紹介。ブース内には風速計、照度計、温湿度計の体験ゾーンを設け、現場エンジニアやビル管理者の関心を集めたという。

testo 417は、本体一体型の100mm大型ベーンを採用している。換気口や吸排気口の風速、風量、温度を同時に測定でき、空調設備のバランス調整作業に活用しやすいのが特徴だ。画面上では吸気か排気かを分かりやすく表示し、経験の差に左右されにくい視認性も備える。

Bluetoothで「testo Smart App」と接続すれば、スマートフォンやタブレットを補助ディスプレイとして使える。手の届きにくい高所の換気口を測定する際も、リアルタイムでデータを確認可能だ。アプリでは時間別、地点別の平均値を自動算出し、その場で報告書を作成してメール送信できるとしている。

Testo Koreaのイ・サンヨプ氏(チーム長)は、「室内大気環境の管理と空調システムの最適化は、企業のエネルギーコスト削減や環境規制への対応に直結する」とコメントした。その上で、「testo 417は直感的な操作性と高い精度を備え、建物の保守、空調設備の点検、室内空気質の管理など幅広い現場で作業効率の向上に役立つ」と説明した。

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