画像=Toss Securities

Toss Securitiesは5月28日、ChromeでPC向けWebトレーディングシステム(WTS)のホーム画面をブックマークした際、プレビュー画像としてイ・ジェミョン大統領の写真が表示された事象について、外部侵入やハッキング、情報流出とは無関係だと明らかにした。原因はChromeの画像選定仕様とキャッシュの影響で、現在は正常に表示されているとしている。

問題の事象は27日午後、一部ユーザーの環境で確認された。ChromeでToss SecuritiesのPC向けWTSホーム画面をブックマーク登録すると、公式ロゴではなくイ・ジェミョン大統領の写真がプレビュー画像として表示された。

この画面のキャプチャがオンライン上で拡散し、サービスのセキュリティ上の問題や内部設定ミスの可能性が取り沙汰されていた。

これに対し同社は、サービスシステムに異常は確認されておらず、顧客資産、取引情報、個人情報への影響や流出もなかったと説明した。

また、表示された画像は同社が登録・提供したものではなく、社内で当該画像をシステムに登録したり、表示されるよう設定した事実もないとした。ブックマークのプレビュー画像を除けば、実際のサービス画面では公式ロゴが正常に表示されていたという。

同社は今回の事象について、Chromeがブックマークのプレビュー画像を生成する過程で発生したものとみている。Chromeでは、事業者が個別に指定した画像ではなく、Webページ内の画像をクロールして自動反映する場合があるという。

Toss Securitiesは、この過程でPCホーム画面に表示されていたコミュニティーサービスのユーザー投稿画像が参照されたと説明した。告知でも、Chromeのキャッシュ方針の影響で、同社が登録していない画像が意図せず表示されたとしている。

現在、この事象は解消している。同社は確認後、Chromeがブックマークのプレビュー画像を選定する際に画像サイズを主要な基準としている点を踏まえ、ページ内の画像サイズ設定を調整した。

あわせて、ブラウザや検索エンジンが公式ロゴを優先的に認識できるよう関連設定も見直した。現在は、ブックマークのプレビュー画像に公式ロゴが正常に表示されているという。

Toss Securitiesは「同様の事象が再発しないよう、継続的なモニタリングと点検を強化する」とコメントした。「ご不便をおかけしたことを心よりおわびする」としている。

キーワード

#Toss Securities #Chrome #ブックマーク #WTS #外部侵入
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.