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国際エネルギー機関(IEA)によると、2025年の世界のEV(電気自動車)・PHEV(プラグインハイブリッド車)販売は2000万台を超えた。新車販売に占める比率は25%と過去最高を更新し、新車4台に1台がEVまたはPHEVとなった。

米InsideEVsが26日(現地時間)に報じたところによると、IEAは世界のEV・PHEV市場について、保有台数ベースの比率も5%まで上昇したとした。2026年は販売台数が2300万台を超え、新車販売に占める比率も30%に近づくと見込んでいる。

主要市場の中では、米国の低調さが目立った。EV・PHEVの新車販売比率は10%に届かず、2025年第4四半期の販売台数も減少した。

背景には、自動車メーカーの生産調整に加え、7500ドルの税額控除縮小がある。IEAは、こうした要因から2026年の需要が鈍る可能性を指摘した。

一方、中国と欧州は成長を維持した。中国の2025年のEV・PHEV販売は1320万台で、新車市場の53%を占めた。

欧州の販売台数は前年比30%増の400万台超。新車販売に占める比率は28%だった。

新興国・途上国でも普及は加速した。2025年の同市場におけるEV・PHEV販売は前年比80%増となり、中国メーカーの低価格車が電動化の拡大を後押しした。

メキシコでは販売台数が3倍に増え、そのうち85%を中国製の輸入車が占めた。2020年から2025年にかけて、新車販売に占めるEV・PHEV比率は米国が2%から10%へ上昇した一方、ネパールは10%から68%、タイは1%から23%、トルコは0%から22%へ拡大した。

売れ筋の集中も進んだ。2025年に販売されたEV・PHEVの車種は630モデルだったが、Tesla「Model Y」「Model 3」、Geely「Geome Xingyuan」、Wuling「Hongguang Mini」、BYD「Seagull」の5モデルで市場全体の20%を占めた。

EVの平均航続距離は236マイル(約380キロ)と、大きな伸びは見られなかった。

価格競争力の格差も鮮明だった。中国ではEVの約30%が2万ドル未満だったのに対し、米国では4万ドル以下のEV比率が20%未満にとどまった。

同価格帯の内燃機関車では40%超を占めた。ただ、米国でも値下げの影響で、4万ドル未満のEVモデル数は2024年の15モデル未満から、2025年には約20モデルへ増えた。

各地域の支援規模の差も大きい。中国は2025年、EV支援に350億ドル超を投じた。米国は52億ドル、欧州は100億ドル超だった。

2025年の電動トラック販売は前年の2倍超となる40万台超に拡大し、増加分の大半は中国市場が占めた。

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