Rambusは26日、デスクトップPCおよびノートPC向けのAI PCを対象に、DDR5-9600対応のクライアント用メモリモジュール向けチップセットを発表した。SiliconANGLEによると、エージェント型AIワークロードで高まる帯域幅と容量の要求を見込み、最大9600MT/sのデータ転送速度に対応する。
チップセットは、第2世代クライアント・クロック・ドライバー「CKD02」、電源管理IC「PMIC5120」、SPDハブで構成する。8000〜9600MT/sで動作するクロックドDDR5メモリモジュール向けの統合ソリューションとして設計した。
対応製品は、デスクトップ向けのCUDIMMとCQDIMM、ノートPC向けのCSODIMM。DDR5の速度が6400MT/sを超えた際に生じやすい信号品質の劣化やクロックジッター、タイミングの不安定化を抑える狙いがある。
Rambusは、今回の新製品投入について、PCにおけるAI処理の高度化に対応するものだと説明した。エージェント型AIシステムでは、ワークフローの計画、実行、調整をリアルタイムで進めるため、継続的なコンテキスト保持や並列処理、プロセッサとシステムメモリ間の連続的なデータ移動が必要になるという。こうした要件が、メモリモジュール単位で求められる帯域幅と容量を押し上げているとしている。
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