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Remoteは5月27日、同社のグローバル給与事業の年間経常収益(ARR)が3億ドル(約450億円)に達し、2025年の成長率は前年比300%増となったと発表した。あわせて、キャッシュフローの黒字化も明らかにした。

Remoteは、企業のグローバル採用や雇用管理を支援するHRプラットフォームを手がける。約100カ国に自社法人を展開し、EOR(Employer of Record)、グローバル給与管理、契約社員・業務委託先の管理などを提供している。

顧客にはAnthropic、KFC、Datadogなどが名を連ねる。Workday、BambooHR、PersonioといったHRプラットフォーム各社も、グローバル雇用サービスの拡大に向けてRemoteと協業しているという。

同社はあわせて、パートナー企業や顧客企業、開発者、AIエージェントによる同社インフラの活用範囲を広げる方針も示した。Remote MCP(Model Context Protocol)を通じて、AIエージェントが給与、契約、コンプライアンス関連データや組織構造にアクセスできるようにした。追加のAPIキー発行や個別連携を必要としない点が特徴という。

企業向けのシステム設計・構築サービス「Remote Build」も提供する。

RemoteのCEO兼共同創業者、ヨブ・ファン・デル・フルト氏は「当社は、あらゆる国で安定的かつ正確なソリューションを提供するため、インフラとコンプライアンス対応力を継続的に構築してきた。その積み重ねが300%成長につながった」とコメントした。

その上で、「グローバル雇用・人員管理のためのインフラ構築力は、単なるオペレーション機能にとどまらず、企業の中核戦略を支える基盤になっている」と強調した。

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