Mirae Asset Securitiesは27日、Samsung ElectronicsとSK hynixを対象とする単一銘柄レバレッジETN2商品を業界初として上場すると発表した。いずれも対象銘柄の日々の騰落率に2倍で連動する設計で、韓国取引所(KRX)が算出するTRレバレッジ指数を参照する。
上場するのは、「Mirae Asset Leverage Samsung Electronics Single Stock ETN」と「Mirae Asset Leverage SK hynix Single Stock ETN」。
両商品はそれぞれ、Samsung ElectronicsとSK hynixの日次収益率の2倍に連動する。指標価値は、「KRX Samsung Electronics TR Leverage Index」と「KRX SK hynix TR Leverage Index」の日次騰落に応じて変動する。
ETNは、発行証券会社の信用力を基に、あらかじめ定めた基礎指数の収益率の支払いを約束する上場指数連動証券だ。
同社は、ETNの仕組みを活用することで、ファンドで生じ得るトラッキングエラーのリスクを抑えつつ、諸費用控除後の基礎指数収益率により正確に連動できるとしている。
両商品が参照するトータルリターン指数(TR)は、構成銘柄から生じる税引き前の現金配当を指数に再投資する前提で算出される。このため投資家は、配当を個別に受け取らなくても、配当再投資の効果を見込める。
一方で、単一銘柄レバレッジ商品は個別株の日次収益率に2倍で連動する高リスク商品でもある。原資産価格が想定と反対方向に動けば損失は大きくなりやすく、相場の変動が大きい局面では負の複利効果が生じる可能性がある。
同社関係者は、「ETNの諸費用は、一部の類似ETFの総報酬より高く見える場合がある。ただ、単純な報酬率だけでなく、実際の運用成果に反映される費用構造を総合的に確認する必要がある」とコメントした。