科学技術情報通信部は5月27日、2026年度の基礎研究事業「リーダー研究」の採択結果を発表し、研究者18人への支援を6月1日に始めると明らかにした。支援期間は最長9年間となる。
基礎研究事業は、理工系の研究者や研究グループによる独創的な基礎研究を支える取り組みだ。科学技術情報通信部によると、この事業から生まれたSCIE論文は2023年時点で国内のSCIE論文の37%を占めるなど、国内の科学技術分野の学術発展を支えてきた。
「リーダー研究」は1997年に始まった事業で、世界水準の研究者を選び、研究の深化と優れた成果の創出を後押しするため、長期支援を行う。支援枠は、研究者1人当たり年8億ウォン(約8800万円)のタイプAと、2026年度に新設した年16億ウォン(約1億7600万円)のタイプB(トップティア)の2種類を設けた。
2026年度は、専門家による討論審査や研究者本人のプレゼンテーション審査を経て、タイプA15人、タイプB3人を採択した。採択者には、キム・グンス延世大学教授(タイプB・物理学)、チュ・ヨンソク韓国科学技術院教授(タイプB・基礎医学)、マルティン・シュタイネガーソウル大学教授(タイプA・基礎生命)らが含まれる。1980年代生まれの研究者が多く、基礎研究分野における若手の台頭をうかがわせる結果となった。
キム・ソンス科学技術情報通信部研究開発政策室長は「基礎研究力を高めるには、研究に長期かつ安定的に専念できる支援が重要だ」とコメント。「今年、支援規模を大きく拡大したリーダー研究を通じて、科学技術の発展と国際競争力の強化につなげられるよう積極的に支援していく」と述べた。