写真=NVIDIA。GeForce向け「NVIDIA コントロールパネル」からNVIDIA Appへの機能移行が完了した

NVIDIAは、GeForceユーザー向け機能の「NVIDIA App」への移行が完了したことに伴い、従来の「NVIDIA コントロールパネル」の新規サポートを事実上終えた。The Vergeが26日(現地時間)に報じた。Game ReadyドライバーとStudioドライバーでは、同コントロールパネルの新規対応を終了する。

今回の措置は、約2年前から進めてきたソフトウェア統合の最終段階に当たる。NVIDIAはWindows 11環境で、従来のコントロールパネルをNVIDIA Appへ段階的に置き換えてきた。今回のアップデートにより、GeForceユーザーが日常的に利用する主要な設定機能の移行が完了したとしている。

NVIDIAは公式発表で、GeForceユーザー向けコントロールパネルの主要機能はすべてNVIDIA Appへ移したと説明した。これにより、20年以上提供してきたクラシックなコントロールパネルは、Game ReadyドライバーとStudioドライバーの提供対象では実質的に終了となる。

もっとも、コントロールパネルが直ちに削除されるわけではない。ドライバーをクリーンインストールしない限り既存環境には残り、必要に応じてMicrosoft Storeから引き続きインストールすることもできる。ただ、NVIDIAは今後、新機能の追加や修正アップデートを提供しない方針で、実質的に保守段階へ移行する。

統合後は、GeForceユーザー向けの設定や管理の中心がNVIDIA Appに集約される。NVIDIAは昨年からコントロールパネルの主要機能を順次移しており、現在はドライバーのダウンロードとインストール、ゲーム設定の管理、DLSSモードの変更などをNVIDIA Appで一元的に行えるようにしている。

一方、プロ向け製品は対象外とする。NVIDIAはRTX Proユーザーについて、専門機能の移行が完了するまでコントロールパネルのサポートを継続する方針だ。RTX Pro向けコントロールパネルは、関連機能の移行完了まで引き続き利用できるとしている。

あわせてNVIDIAは、最新のGame Readyドライバー「610.47」も公開した。新ドライバーには新作ゲーム「007 First Light」の最適化が含まれるほか、「LEGO Batman: Legacy of the Dark Knight」への対応も追加された。

今回の見直しにより、GeForceユーザーのグラフィックス設定やドライバー管理は、今後NVIDIA Appが中心となる。従来のコントロールパネルは、GeForce向けでは実質的に役目を終えた格好だ。

※記者名(最終出稿用): Jinju Hong

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