KakaoPayは、小規模事業者向けブランド育成プログラム「オレオレ・ハムケガゲ」の2026年支援先として100ブランドを選定した。支援規模は前年の60ブランドから拡大し、過去最大となる。あわせて、オフライン店舗を運営するブランドにも対象を広げた。
同社は27日、前日の26日にKakao AIキャンパスで2026年版「オレオレ・ハムケガゲ」のオリエンテーションを開いたと発表した。
同プログラムは、KakaoPayとハムケイルハヌン財団が2023年から運営している小規模事業者向けの共生プログラム。これまでに計264ブランドの成長を後押ししてきた。
2026年は支援対象を100ブランドに拡大した。応募倍率は約6倍だった。
今回は従来のオンライン中心の支援に加え、オフライン店舗を持つブランドにも対象を広げた。選定先の30%は、実店舗を運営するブランドが占めた。
選ばれたブランドは、ビューティー、フード、デザイン雑貨、ウェルネスなど幅広い分野にまたがる。このうち59%は、地域共生や環境配慮を掲げるブランドだった。
オリエンテーションでは、実務に重点を置いた教育プログラムも実施した。内容はグローバル決済、税務の基礎、小規模ブランド向けのブランディング戦略など。
今後はブランドごとの課題に応じたマーケティング教育に加え、オンライン・オフライン双方での販路拡大や広報コンテンツの制作も支援していく方針だ。
ハムケイルハヌン財団のイ・ウォンテ事務局長は「選ばれた100ブランドがこのプログラムを通じてさらに成長することを期待している。小規模事業者が持続可能な経営環境を築けるよう、今後も協力を続ける」とコメントした。
KakaoPayのイ・ユングンESG協議体長は「今年は現場の声を反映し、支援規模を拡大するとともに、オフラインブランドまで支援の範囲を広げた」と説明した。その上で「潜在力のある小規模事業者が競争力のあるブランドへ成長できるよう、継続的に支援していく」と述べた。